レブンウスユキソウ(礼文薄雪草) とは、北海道固有種で、地下茎からロゼット葉と直立した花茎を出すキク目キク科ウスユキソウ属の高山性多年草です。
花のように見えるのは苞葉で、白い綿毛が全草に密集しているのを、薄雪に見立てて命名されました。
頭花は黄色い筒状花のみで、中央が雄性、周囲が雌性です。
日本のウスユキソウ
日本に生息するウスユキソウ属の花には5種あり、
ウスユキソウ、
エゾウスユキソウ=レブンウスユキソウ(礼文薄雪草)、
ハヤチネウスユキソウ、ミヤマウスユキソウ、ヒメウスユキソウ
です。
海外のウスユキソウ
海外では、スイス・オーストリアの国花である
エーデルワイス(Edelweiss、学名:Leontopodium alpinum) も同じウスユキソウの仲間です。
一般名:レブンウスユキソウ(礼文薄雪草)
学名:Leontopodium discolor
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱キク目キク科ウスユキソウ属
別名:エゾウスユキソウ(蝦夷薄雪草)
原産地:礼文島、北海道の高山
草丈:15〜30cm
苞葉色:白 茎葉数:10〜20枚
葉のつき方:互生 葉形:被針形
開花期:6月中旬〜8月中旬 頭花:黄色の筒状花
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レブンウスユキソウ(礼文薄雪草)
筑波実験植物園(2009年5月2日)
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